同じミスを繰り返したくない!経験者が語るミスの原因と対策

ワークハック

更新日:2024/8/12

「また同じミスをしてしまった…」
「自分はなんでこんな抜けてるんだろう…」

どうも、職場でミスを繰り返していた経験者、山野雀です。

仕事を一生懸命頑張っているはずなのに、同じような間違いを繰り返してしまうと、気分が落ち込んでしまいますよね…。
次は絶対にミスしないと意識しても、気づいたらまたやってしまっている。
僕もそうでした。迷惑をかけたくないのに毎日同じミスをやってしまい、自分はなんてダメ人間なんだと自分を責めてばかりでしたね。

しかし、あることに気づいてからは、驚くほどミスの頻度が少なくなりました。
それは、ミスしないように「注意」することよりも、ミスをしないような「工夫」作りが大事だということです。

もちろん注意することも大切なことです。
しかし人の能力には個人差があり、注意力だけで解決できる人もいるし、できない人もいます。
僕は間違いなく後者です。
しかしどんな人でも、あらかじめミスをしないように対策することはできます。

今回はミスをしてしまう原因や、具体的なミスを繰り返さない工夫の仕方を、僕が実際に行っていた方法も交えて紹介していきます。
この記事では意識してもミスをしてしまい、困っている人に是非見て欲しい内容になっております。
それではまいりましょう!

ミスをする原因

仕事の方法をそもそも理解していない

自分の仕事が何をしているのかを理解していないと当然ミスをしてしまいます。今自分は何をしているのか、それを行うとどうなるのかを考えるのが大事です。
自分で考えるというのはとても大事なことです。
「よく分からないけど他の人がそうしているから自分もそうした」など、曖昧な状態で仕事をしていると、作業の重要性がわからず同じミスを繰り返す原因になるのです。

思い込みをしてしまう

思い込みで業務を進めると、ミスをする大きな原因になります。
普段行っている業務に慣れてくると、つい思い込みで作業してしまいます。
自分が行った作業を定期的に見直す習慣をつけましょう。

一つのことにしか集中できない

同じミスをする人は、シングルタスクの人が多い傾向があります。
「マルチタスク」「シングルタスク」という言葉はご存知でしょうか。
一般的に複数の作業を同時に処理する能力を「マルチタスク」、その反対で一つの作業を集中して行う能力を「シングルタスク」といいます。
人によってはマルチタスクが得意な人もいて、苦手な人もいます。
苦手な人にはシングルタスクが得意な傾向の人が多く、2つ以上の作業が発生したときに、一つの作業に集中してしまうと、もう一つのことを忘れてしまうことがあります。

お客様や上司に萎縮している

お客様や上司に怒られてしまうと、パニックに陥ってしまい普通は忘れないような仕事を忘れてしまう時があります。
焦りと恐れで目の前の状況を理解できず、ミスが起こり続ける負の連鎖になるのです。

他の考え事をしてしまう

仕事中に自分の趣味や興味のあることを考えてしまうと、集中力が途切れてしまいます。
考え事に気を取られて注意しなければいけないことに気づかず、同じミスを繰り返してしまいます。

睡眠不足や生活習慣による身体的不調

どれだけ頑張ろうと、睡眠を十分に取っていなかったり、体調が崩れていると集中力や注意力が散漫になり、同じミスをしてしまいます。
朝ごはんを食べないのも集中力、記憶力が低下する原因といわれており、食事もミスをしてしまう原因に関わっている場合もあります。

繰り返さないための工夫

チェックリストの作成

自分がよくするミスの項目をまとめた、チェックリストを作成してみましょう。
メモ帳にチェックリストを書き込むと、開く手間があり見ない恐れがあるので、無地の紙に書いて作業場に貼り付けたり、ホワイトボードや自分のPCのデスクトップなどに掲示してみましょう。
作業開始前に都度確認して頭に入れておくことで、同じミスの防止に役立ちます。
ただし、項目が多いと頭に入りきらず意味がなくなってしまうので、本当に必要な確認事項に絞り、リストを作成しましょう。

二重チェックを行う

チェックが1回だけだと、ミスに気づかずスルーしてしまう可能性があります。
そこで二重チェックを行うことにより注意力が高まり、見落としを防ぐことができます。
チェックの仕事でよくミスをしている方に効果的な方法です。

絶対に触れる仕組みを作る

この方法は僕が実際に試してすごく効果があったのでお勧めします。
どうするのかというと、自分が必ず行う行動の一部に組み込むことで、忘れない仕組みにすることです。
具体的にいうと、例えば家から出るときには必ず靴を履いて家に出ますよね。
つまり玄関の靴の手前に、忘れてはいけないものを置いておけば最初は忘れていても、玄関で必ず思い出すことができます。
その仕組みを職場で利用するとしたら、例えば絶対にやらなければいけない課題を覚えておくとしたら、課題の内容を書いた紙を自分の作業机の目の入る位置に置いておく。
水筒の飲み物を飲んでいるとしたら水筒の下にその紙を敷いておくなど、自分の常にいる場所に絶対に目に入る仕組みを作ればいいのです。
僕は今もこの仕組みを職場で実践しています。
同じミスを繰り返さない為に、チェックリストを絶対に目に入る仕組みにするのも非常に効果的です。

メモを取る

注意された時や教えてもらった時に、内容をメモ帳に記録しておきます。
そして大事なことですが、時間があるときに定期的にメモ帳を見返す習慣をつけましょう。
見返すことによって内容が頭に定着し、忘れにくくなります。
朝起きた時や仕事の前、昼休み中や寝る前などタイミングはどこでも大丈夫です。
たくさんメモを取っても、見返さなければ徐々に記憶が薄れていき、メモを取る意味がなくなってしまいます。

自分を信じない

思い込みでミスをしてしまう人は、自分の考えたことをまず否定から入ってみるようにしましょう。
「このポイントを自分はよく見逃すから、もう一度確認しよう」など、客観的に自分を見てみることによってミスを防ぐことができます。

生活習慣の改善

睡眠、運動、食事等の生活習慣を改善するのもミス防止に有効で、特に睡眠は非常に重要です。
睡眠時間が短いと、眠気で集中力が持続せずミスの原因に大きく関わってきます。
できるならなるべく7〜8時間は睡眠時間を確保しましょう。
運動に関しては1日に30分程度の散歩を行うだけでも大きく変わります。
体を動かすことで脳が活発になるので、できる範囲で行うといいでしょう。
食事は栄養の偏りなどが健康面に影響し、仕事のステータスに反映されてしまう可能性があります。
生活の環境上で食事の栄養管理が難しいという方は、サプリを摂取するのもおすすめです。

まとめ

いかがでしたか?あなたに当てはまる項目はいくつか見つかりましたでしょうか。
ミスはどんなひとでも起こりうることです。
しかしミスが起きたときに、「次からは気を付ける」という意識だけではよくありません。
時間が経つにつれて注意力が薄れていき、油断したときにまたミスをしてしまいます。
繰り返しミスを頻発していると、上司や同僚からの印象も悪くなってしまいます。
一生懸命頑張っていても、仕事能力には個人差があります。
だからこそ、能力の差をカバーできるように原因をつきとめ、ミスをしないような工夫作りが大事になるのです。

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